感謝致します。

感謝致します。
ついこの間、何と7月5日発売の雑誌『Richer(リシェ) 8月号』に掲載していただきました!
これまでと大きく違っていた点がいくつかあり、出来上がりを見るまではとても不安だったのですが...。

実は今回の舞台がお店ではなく、自宅。
そう、食材屋さんの1週間の晩ご飯というお話だったのです。

最初、お話を伺った時、はっ?何かの間違い?と思いました。
でも確かにうちは”輸入食材屋さん”だし、やっぱりうち?ですか?と。

ただ、雑誌に掲載していただけるのなら喜んで!といつものごとく何も考えずに、

『喜んで!』

ですが、取材日が近づくにつれ、店主は不安に。一方のマダムは平然とし、何の準備もする様子がない。

『大丈夫?』『何作るん?』『家、掃除せななあ。』『この食器ダサくない?』

一人そわそわする店主。

『そんなん普段通りでええんちゃうん。』『さあ、何作るか決めてへん。』

とそっけない。

そんなこんなで日にちが過ぎ、撮影当日。

一応、事前に打ち合わせに来てくださっているので、家の狭さ、汚さは分かっていただいてたというものの、やはり、緊張。
お店は自分の好きなように作った空間なので、いつ何時でもOK!なんですが...。

光加減が大丈夫なのかしら。お料理内容が大丈夫なのかしら。数えだしたらキリがありません。しかも、打ち合わせで聞いていたテーマは”器”。そんなこだわった"器”はほとんどないではないかー。それでも聞かれたときに応えれるようにお気に入りはいくつかは準備(結果的にはほとんど質問されずに終わり、ああ大丈夫なのかしら?と一安心。)。

撮影日は1晩分を用意し撮影していただき、他の6日間はその週に食べたものを写し、画像を送るというダンドリ。

店主はやはり、”輸入食材屋”さんの晩ご飯という肩書きがあったので、丸々、洋モノでもと思っていたのですが、結局普段食べている”いつもの”メニューに。

内心、『めっちゃ普通やん。記事になるんかなあ』『絵的にどうなんやろ...』『読者の方が求めてるんはちゅんちゃうか?』と勝手に雑誌を作る側の方の気分の毎日。

ホントに恐縮しながらも、ただ味は最高に美味しい食事を毎日頂いているので、まあいいかと、1週間を終えたのでした。

発売後、近所のお店のスタッフさんや、マダムの友人達からは、何曜日が美味しそうとか、話題にしてくださってるようで、概ね御好評の様子。周りの方々のお声を聞くものの店主本人はまだ目を通していませんでした。
普段、雑誌に掲載していただいた場合、そのときの本は送ってくださるのですが、なかなか到着しないので、待ちきれず、思わず本屋さんに買いに行ってしまいました。
食い入るように見る店主。

思っていたよりもずぅ~っと、ずぅ~っと”本格的に器特集”な仕上がり。メチャクチャ素敵な内容やん。ヤバイ...(冷汗)。

恐る恐る、掲載していただいているページへ...。

おっ、凄い!かなり素敵に取り上げていただいてる!えっ、ホンマにうち?
プロの方々が集まるとこんなにも素敵に仕上げてくださるのか...。(多分、取材陣の方々がイメージされてたものとは違っていたと思うので、非常に恐縮ではありますが)
うぅ~っ、ありがとうございますっ(涙)。

ただ、やっぱり”器特集”だけにうちのお皿達が普通すぎっ...。

お料理に見合った素敵な”器”を自由に使わせてあげないと...と、しきりに反省の店主。今回、とても複雑な気分なのでした。

取材の皆様、いつも取り上げてくださってありがとうございます。
皆様の思い描いてくださるイメージに中身も伴うようにもっともっとレベルアップするように努力致します。

それからマダムポルコ、慣れない中、お疲れ様でした。マダムがいないと引き受けれない内容でした。感謝でござる。


色々な方々に支えられている”輸入食材屋 PORCO BACIO”なのでした。


P.S 今回メインに取り上げていただいた”カロリのサーモンパスタ”は店主も非常に気に入っているパスタです。本当に美味しいと思います。ぜひ1度ご家庭でもお試しくださいませ(宣伝)!