ヨーロッパに憧れていまして...、

ヨーロッパに憧れていまして...、
出来れば、1年のうち半分くらいは行っていたいのですが、半分どころか、ほんの1週間さえも行けません(時間は作れるのですが、経済的に)。

ちょうど1年前は...
店オープンしたら、時間とられへんから...と言い訳しながら無理やりにでも行けたのですが...。

何も今に始まったことではなく、昔から思っていました。

で、せめて、行けないなら"見る”だけでもと思い、少しずつ少しずつポストカードを集めていました。

テーマは『フランス』『お花』『女性』です。

今、店内の中央にはフランスのオーガニックハーブティーをガラスケースに入れて陳列しているので、少しでもフランス感がでたらなあと飾っていたら、(ちゃんと見てくださっている方がいらっしゃるんですね)何と御客様がそのポストカードを御覧になられとっても気に入ってくださったご様子。で、そこから写真や雑貨のお話に花が咲いたと言うわけです(お連れの旦那様にはかなりご迷惑だったかも。すみません)。

写真や絵というのは見る人によって感じ方が違うので、とても不思議な魅力があるんだなあと感じてしまうのです。

今回御来店くださった御客様とは、そういった意味では”幸せ”のベクトルが近かったんだなあと嬉しくなってしまいました。

残念ながら、ここは日本。ヨーロッパのように、公園や美術館がふんだんにあるわけではなく、しかもシステム的に全ての人に開かれているわけではないのですが、せめてほんの1枚のポストカードを眺めた時、少しでもヨーロッパ(現在お店に陳列しているのはフランスですが)を感じ、そしてその写真家達のメッセージを何かしら感じられたら良いなあと店主もその日の気分で、ポストカードを入れ替えたりしています。

現状、決して外国にあるようなお店ではないのですが、どこかにヨーロッパのエスプリを感じられるようなお店になれるように少しでも近づきたいと心から思う店主でした。