プロヴァンス地方、レ・ボーの谷のオリーブオイルは1923年に組合員だけの為に販売することを目的に生産するようになりました。工場はレ・ボーの谷の中心のモーサーヌ・レ・ザルピール村にあります。その後1947年にはあまりの評判から一般の人々にも販売されるようになりました。年間販売量は18〜20万リットル。これは1000トンのオリーブの実から生産できる量です。1998年にはAOCの認定を受けましたが、他のメーカーと違い、ラベルなどにAOCという文字を誇示することなく、品質だけにこだわって生産しています。品質に全く妥協を許さないため、その年の気候で生産量は左右されることが多く、供給量は一定していません。その為、毎年、年間発注量を前年の実績をベースに割り当てる調整がなされ、まさに極上品で希少価値のあるオリーブオイルというわけです。
ベストセラー『南仏プロヴァンスの12ヶ月』にも紹介され、レ・ボーの谷でしか採れない5種類のオリーブ(ピコリーヌ、グロサンヌ、サロネンク、ベルダル、ベルグエット)のみから作られます。全く熱を加えない方法で作られたオイルはきれいな黄金色で、フルーティーな香りがし、自然な甘味があります。
*ヨーロッパの法律では、一切の化学処理をしない搾ったままのオイルで、含まれる酸度が1%以下のものをEXV(エクストラヴァージン)と定めています。ボー・ド・プロヴァンス社のオリーブオイルは採取するオリーブの地域を限定しているので、その年の気象条件により、含まれる酸度が1%を超える場合を考え、表示にはVierge(ヴァージン)と記しています。全く手を加えていないため、色、香り、味においても毎年若干の差がありますのでご了承ください。